犬は前足加重で生活している動物です。そのために後ろ足の運動量が減り筋肉が落ち、後ろ足が震えたりふらついたりして、歩行だけでなく立ち上がることすら大仕事になります。そこで活躍するのがウォークアバウトハーネスです

愛犬が立つときにフラフラしたり、歩くのがつらそうになってきたら
歩行に関する症状のサインの可能性があります。

犬は前足加重で生活している動物です。
そのために後ろ足の運動量が減り筋肉が落ち、
後ろ足が震えたりふらついたりして、
歩行だけでなく立ち上がることすら大仕事になります。

この状態をそのままにしてしまうと、次第に腰にも力が入りづらくなり、
寝たきりになってしまう可能性があります。

介助しながらでも、自分の力で後ろ足を使う機会を増やしてあげたいものです。

そこで役立つのが介助用のハーネス。

キュティアショップでは歩行補助用品として、
アメリカのウォークアバウト社製のハーネスを取り扱っています。
ウォークアバウトはアメリカのリハビリ専門獣医看護師が開発した
医療的にもすぐれたハーネスです。

タイプは、前足用、胴体用、後ろ足用の3種類。

伸縮性が高く、持ち手の長さも自由に調整することができ、
ワンちゃんの身体だけでなく飼い主さんの身長にも合わせらます。

12才のコーギーちゃんと暮らす飼い主さんからお電話がありました。

「後ろ足のふんばりがきかなくなってきて・・・、
でも前足を器用に使って、家の中を這って動き回り、
お散歩にも行きたがるの。」

飼い主さんは車椅子を検討していましたが、
お話を伺った結果、まずはハーネスを使ってみようということになり、
胴体用ハーネスをご購入されました。

胴体用は、ワンちゃんのお腹の下にボア素材の柔らかい生地を使用し、
ベルトで上に吊り上げる簡単な構造のハーネスです。

飼い主さんからは

「簡単で使いやすく、ハーネスを使ってお散歩に行ったら、
弱っていた後ろ足を一生懸命使って歩いていました！」

と、嬉しいお電話をいただきました。

後ろ足のリハビリにも効果的ですし、
ワンちゃん自身の「歩ける！」「もっと歩きたい！」
という気持ちにも必ずつながります。

ウォークアバウトハーネスのサイズはS〜XLのご用意がありますが、
特に後ろ足用のL、XLサイズはかなり大きめに作られています。

以前、後ろ足用ハーネスのL、XLサイズをご注文いただいたお客様に
再度採寸をお願いしたところ、ほとんどのお客様がサイズダウンした
M、Lサイズに変更することとなりました。

ウォークアバウトハーネスのページ
https://www.cutiashop.jp/shopbrand/008/X/

ゴールデンやラブラドールなどの大型犬も、
後ろ足ハーネスが必要になる頃には腰回りの筋肉量が減り、
細くなっていることが多いものです。

伸縮性がありますので、サイズに迷われたら小さめのサイズをお選びください。

装着が楽で使いやすいウォークアバウトハーネス。
愛犬の後ろ足がふらつきはじめた。

そんなときは、迷わずハーネスを使って歩行介助から初めてあげましょう。

2020/02/14　公開
猪熊洋文
キュティアショップ代表