尿はシニア犬・猫の体の状態を表すバロメーターです。おしっこが臭い(尿臭)が続くようであれば尿路結石症の疑いもあります。DL−メチオニンを含有するサプリメントはアルカリ化した尿を酸性化し、結晶ができにくい状態を作る助けになります

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  • 【おしっこの様子がおかしいと感じたら】
    尿は愛犬・愛猫の体の状態を表すバロメーターです。おしっこの臭い、色、回数、量、排尿時の姿勢などを日ごろから観察するようにしましょう。

    おしっこが臭い(尿臭)が続くようであれば、尿路結石症の疑いもあります。尿路結石症は腎臓で作られた尿が体外へ出るまでの尿路に、砂粒のような結石ができて血尿や排尿困難などの様々な症状を起こしてしまう病気です。なかでも膀胱は、尿を長時間ためておける水風船のような形をしているため、結石が作られやすい場所です。多くの場合、膀胱で作られた結石が尿道に詰まったり粘膜を傷つけたりします。

    尿路結石ができる原因は
    ・バランスの悪い食事
    ・飲水量の不足
    ・ストレスや細菌感染
    ・他の内臓疾患や遺伝的体質
    など様々です。

    また、性別差でも原因は異なります。オスは尿道が狭くて長いため、結石が詰まりやすい構造になっています。一方、メスは尿道が短いため、結石は排出されやすいのですが、その反面、尿道と肛門が近いので感染症を起こしやすく、感染性の結石がつくられやすい傾向にあります。

    また、猫は犬に比べて尿路結石ができやすいです。乾燥地帯で暮らしていた猫の祖先は、少ない水分でも生きられるように腎臓の機能を高めて、排泄する水分を節約できるようになりました。その結果、猫は濃い尿を作りやすく、尿路結石ができやすい体質になっています。

    結石は、その構成成分で分類されています。犬の猫の尿路結石のほとんどは、シュウ酸カルシウムかリン酸アンモニウムマグネシウム(ストルバイト)です。発生率は半々で、この2種類で結石全体の80%以上を占めています。オスではシュウ酸カルシウムが、メスではストルバイトが多い傾向があります。

    また、比較的若齢の犬や猫ではストルバイトが多くみられ、高齢の犬や猫ではシュウ酸カルシウムが増える傾向があります。

    結石があっても、無症状で過ごしている犬・猫がほとんどです。症状が進み尿路が結石で完全にふさがれてしまうと、尿が出せなくなり、上流の腎臓にダメージを与え尿毒症という命にかかわる状態に陥ることもあります。尿が出なくなったら、早急に動物病院に相談しましょう。

    尿路結石症は初期段階で気づくことができれば、内服治療だけで十分な改善が期待できます。日ごろから愛犬・愛猫の尿の状態に目を配ってあげましょう。
  • 【こんな症状が見られたら要注意】
    ・トイレをたびたび失敗する
    ・頻繁にトイレに行く
    ・トイレでじっとしゃがんでいるが、尿が少ししか出ていない
    ・尿に血が混じる
    ・排尿時に痛がる
    ・尿が全く出ない
    などの症状が見られたら、尿路結石が疑われます。
  • 【尿路結石症のケアと予防】
    ◆水を多めに飲ます
    飲水量が増えれば自然と尿量も増加します。それによって、尿中のミネラルが飽和状態になることや、細菌の増加を防止できます。 水飲み場を複数用意するのも方法です。水をあまり飲まない場合は、ドライフードをウェットフードに変えたり、薄めの野菜やお肉のゆで汁をフードにかけたりして、水分の多い食事をとれる工夫をしてあげましょう。さらに、尿をできるだけ早く排出することも重要です。膀胱に尿を長時間ためないよう、こまめに散歩するなどしてトイレの機会を増やしましょう。
    ◆適度な運動をする
    肥満による運動不足は尿路結石を作りやすくなってしまう原因の一つです。肥満予防に努めましょう。また、運動により喉が渇くことで、飲水量が増加します。
    ◆食事の管理
    尿路結石症の治療や再発予防に、食事管理は非常に大切です。結石の種類にあった食事に変えることで、体内や尿中に含まれるミネラルバランスが整い、結石ができにくい状態を作ることができます。療法食には、飲水の促進、尿のpHやミネラルの調整といった結石症のケアを目的にしたものもあります。結石のできやすい犬や猫には、療法食を与えるのも一つの予防手段です。
  • 【尿臭・尿路結石症のサプリメント選びポイント】
    ◆DL-メチオニン:
    犬・猫の2大尿結石の一つであるストルバイトの多くは、大腸菌などの細菌が尿道から侵入し、膀胱炎などを起こすことに起因します。細菌の出す酵素によって尿がアルカリ化されることで、正常な尿中では溶解していたリン酸アンモニウムマグネシウムが溶解できずに結晶化し、やがて結石になります。 尿酸化剤であるDL−メチオニンはアルカリ化した尿を酸性化し、結晶ができにくい状態を作る助けになります。ストルバイトができやすい犬や猫は予防的に摂取することも有効です。
    ◆クランベリー:
    クランベリーは北アメリカが原産。サクランボ粒大の果実で民間療法薬として古くから北米で使用されてきました。クランベリーは代表的な成分であるキナ酸を多く含んでおりいろいろな効用をもたらします。キナ酸は体内で馬尿酸という成分に変化し、尿のpH(ペーハー)バランスを正常に保つことから尿路感染症の予防につながります。また、尿の異臭やにごりを予防し結石を防ぐ効果もあるとされています。
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